搬入日まで細かな作業を続けておりましたがなんとか出展に間に合わせることができました！
おかげさまで多くの方に展示車両をご覧いただき、また多くのメディアの方から取材をしていただくことができました。

続いても仕上げ作業リポートです。

純正のスチールホイールをアイボリーに塗装しました。
塗装後に新品のバイアスタイヤ(5.00-10 4P.R)を組んだのですが、学校のタイヤチェンジャーでは10インチのホイールに対応していないため、人力で手組み(⁉)しました。(;´･ω･)
タイヤレバーで引っ搔いてしまった塗装肌を筆で微修正しました。

【出展まで秒読み！「Nostalgic2days」】

今週末に迫った「Nostalgic2days」。搬入日の前日となる本日(2/20)も、横浜テクノオート専門学校 ボディ・エンジニア科のメンバーは作業の追い込みです。

メーターやシート、ドア内張りなどの内装取り付けと外装の磨きを役割分担しながら進めています。

通常カリキュラムもしっかりとこなしながらの車両制作はスケジュール的にかなり厳しいものがありますが、学生たちはモチベーションを維持しながら頑張っています。

残念ながら日程的に妥協せざるを得ない部分も出てきてしまい、最終的な完成はイベントが終わってから改めて、ということになりそうですが、なんとかクルマの形にはなりました

MAZDA PORTER VAN とともに出展する　HONDA Monkey。
こちらはすでにレストアが完了していますので「ビフォア」や「作業中」ではなく「アフター」の画像を載せることができます！

「新車当時のオリジナリティ再現」というよりは、お父様の形見としてお預かりした車両ですので、可能な範囲で“お預かりした形のままタイムふろしきをかぶせる”ことと、“新品交換パーツは最低限”で臨みました。
パーツが豊富な車種なので「改造」しようと思えば結構できるのですが、そこは敢えてその欲求は抑えました。
ぜひ会場でご覧ください！

出展まで2週間を切りました。
外装班、内装班、駆動系などに役割分担しながら作業を進めている学生たち。
今日のリポートは車内後部座席のサイドにあるパネルです。
元からついていたベニヤ板はすっかり色あせて経年の疲れで傷がついていたり何やら反ったりしています。
別の素材で作り直してしまうのもアリですが、なるべく「使えるものは再利用」精神で。
ただ表面を塗りなおしただけでは表面のキズは隠れないため、学生のアイディアでイメージを崩さない程度に模様をつけることにしました。

連日学生たちによるレストア作業が進められているMAZDA PORTER VAN。
塗装作業がひと段落し、降ろしたエンジンを搭載する作業を行いました。
まだ補器類などはつけていません。

これから塗装は仕上げの磨き作業もありますし、シートをはじめとする内装関係も取り付けがまだです。
一度仕上がっても手直ししたい箇所はたくさん出てくるでしょうから時間との闘いです。

急遽決まった出展のため、もともと年間で予定されていた通常のカリキュラムは当然しっかり履修しながらの作業です。

もうひと踏ん張り！　がんばれボディ・エンジニア科学生諸君！！

マツダポーターバン(1976)とともに展示させていただくHONDA Monkey(1967)Z50M。
弊校代表のご友人からお預かりした車両です。決して状態がいいとは言えませんでしたがお父様の思い出が詰まった大切なマシンとのこと。
ボディ・エンジニア科の学生が丁寧に全バラ、修正して再塗装ができたものもあれば、新品パーツを取り寄せて交換したり、再メッキをプロに依頼したりなど、多くの工程を経て復活しました。
人気車種だけにパーツの入手は比較的簡単ですが、可能な限り再生し、できるだけオーナー様の記憶とかけ離れることのないようにしました。

出展車両である「MAZDA PORTER VAN」がいよいよ塗装作業に入りました。
これまでボディのゆがみやヘコミ、サビなどを補修するため、鉄板を溶接で切り貼りしたりハンマーで叩き出したりする作業が続いていましたが、ようやくめどがつきました。

ボディカラーはメンバーで話し合った結果、現行のトヨタ車に使われているカーキ色をベースに少しだけ白をブレンドしたオリジナルです。
年式相応を大切にしながらも新しさも感じさせる、そんなカラーをイメージしました。
本当はバンパーなどを再メッキしたり内装のリフレッシュをしたり、やりたいことはたくさんあるのですが、そこはあくまでも限られた予算内で行っている「授業」なので手が回らない部分もあります。

ショーに来場される方の中には目の肥えた「その道の玄人」がたくさんいらっしゃると思います。厳しいご意見をいただくこともあると思いますが、学生たちは残り3週間で「できることを精一杯」やります！

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「ノスタルジック２デイズ」に初めて出展させていただきます、横浜テクノオート専門学校です。
会場のパシフィコ横浜からクルマで10分程度の場所で自動車整備士を輩出して60年以上の歴史を持つ専門学校です。
2級以上の自動車整備士資格を所持している人が対象の「ボディ・エンジニア科」では、鈑金塗装技術の習得のほかに最新の電子制御装置整備についても学び、総合的に1台の車のすべてを診ることができる「総合整備士」が目指せます。
実習授業の中で旧車のレストアにチャレンジしています。過去には510ブルーバードや20ソアラ、31レパード、JR120ピアッツァなどのオールペン実績があります。

今年の教材車両は「1976年式 マツダ ポーターバン」です。入庫した時にはサビやヘコミの多さに驚きましたが鉄板を切り貼りしての補修を重ねてなんとかショー当日までに間に合わせられるよう頑張っています。